7月28日(日)、所属チームのU-10トレーニングマッチの模様をお伝えします。
試合前
試合前のMTG。監督から選手たちへのメッセージ。
「攻撃について「オフ」のプレイヤーが積極的に関わって攻撃しよう。ボールサイドだけではなく逆サイドの選手もパスを受けれるように動こう。サイドのスペースを上手く使って幅をとって攻撃しよう。」
「守備については、1on1で負けないように。抜かれてもすぐに取り返しに行くように。諦めないこと。」
キャプテンにも意気込みを聞きました。「ハットトリック。そして無失点を目指す」かなり高い目標でした!
試合
前半の試合の映像です。
試合後
監督、キャプテンに試合を振り返ってもらいました。
監督から「攻撃については、オフの選手のポジションニングは少しづつ良くなってると感じている。ただ、オンの選手がそこにパスを出せない。また、試合前に「サイドを使って攻撃しよう」と伝えたが、サイドを意識しすぎてゴールへの意識が薄れているように感じた。自分のコーチングに問題あったかもしれない。」
「守備については、1対1はボールに対してプレスをかけ、ボールを奪いに行こうという姿勢は見受けられた。また、実際に相手に体を当ててボールを奪うシーンが見受けられた。チャレンジ出来ていた。」とのことでした。
キャプテンからは「相手はサイドを上手く使って攻めてきた。守備がやりにくかった」と言葉少なめでした。悔しそうでした。
まとめ
監督からの「自分のコーチングに問題あったかもしれない」という言葉が印象的でした。
実際に、試合でシュートを打てる場面でサイドにパスを出したシーンがありました。「サイドを使って攻撃しよう」といったコーチの言葉を子どもたちが意識しすぎて、攻撃の目的である「ゴールを奪う」意識が薄れてしまったという反省があるのだと思います。
子どもたちはゴールを奪いたいので状況によらず直線的にゴールに向かう傾向があります。そこで「幅を使う」とどんないいことがあるのかを分かりやすく伝える必要があると思います。
例えば「ピッチの幅を使うことで相手がプレスをかける距離が長くなる(ボールを保持しやすくなる)、守備陣の間隔を広げることができ、スペースを作り出すことができる。空いたスペース(中あるいは外)を使い、フィニッシュまで持っていきやすくなる。」などです。
子どもたちは素直でコーチから伝えられた言葉を聞き、それをピッチ上で表現しようとトライします。コーチが選ぶ言葉や伝え方が子どもたちに影響を与えることを改め思い出させてくれました。
自分も伝える言葉、伝え方、タイミングを意識してより良い指導ができるように取り組んでいきたいと思います。
DUEL(デュエル) – 世界に勝つために「最適解」を探し続けろ
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